全自交労連は1月21日、東京の連合会館で第104回中央委員会を開き、2026春闘方針と、「価値ある仕事に正しい対価 賃金格差に終止符を」「なくしていいのか我らの仕事 ハイタクは住民を守る最後の砦」のスローガンを確立。運賃改定等の早急な実施と、適正な分配の獲得によって、他産業との賃金格差を終わらせる闘いがスタートしました。
春闘交渉の柱となる月額賃金の改善要求額(生活維持分+他産業との賃金格差改善分)は、タクシーが「賃金体系にかかわらず、8%・2万8000円以上(運賃改定等による増収分の反映を含む)」、ハイヤーは「歩合給中心の場合、8%・2万8000円以上(運賃改定等の増収分を含む)。固定給中心の場合、1人当たり6%・2万1000円以上」、自動車教習所が「月額18,000円(一時金年間100万円以上)」に決定しました。
冒頭には、1月12日に逝去した野尻雅人副中央執行委員長に全員で黙とうを捧げました。スローガンの中の「ハイタクは住民の生活を守る最後の砦」という一文は、生前に野尻副委員長が提起したものです。我々はその思いを継ぎ、「最後の砦」であるハイタク産業を未来に残すため、適正な賃金水準を勝ち取っていかなければなりません。
春闘方針の確立後には、国土交通省物流・自動車局旅客課の重田裕彦旅客課長の講演を聞き、参加者は情勢への理解を深めました。
中央委員56人(出席38人+委任18人)、役員35人、傍聴80人が参加。不当解雇闘争を闘う安尾崇伯中央委員(兵庫地連神戸相互タクシー労組副委員長)が議長に選任され、全議案が承認されました。

