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メーデー 平和と労働者の権利

首相の面前で強調

約160人の全自交の仲間が集結。中央の3人は左から溝上泰央委員長、本木弘副委員長、掛川正一副委員長
約160人の全自交の仲間が集結。中央の3人は左から溝上泰央委員長、本木弘副委員長、掛川正一副委員長

連合は4月29日、東京の代々木公園で第97回メーデー中央大会を開催。2万6千人が集いました。全自交からは、東京地連の仲間を中心に約160名が参加しました。

中央メーデーには4年前から首相が来賓出席するようになり、今回も高市早苗首相や上野賢一郎厚生労働大臣が参加しましたが、改憲をもくろみ、他国との緊張を高め、裁量労働制の拡大による長時間労働化を狙う政権に対し、厳しい視線が向けられました。

連合の芳野会長(左)は、平和を守るための行動を呼びかけ、政府が検討する裁量労働制の拡充を「不要」と断言。しかし高市首相や上野厚労大臣は、渋い表情を浮かべたまま、応答しませんでした。

芳野友子連合会長は、労働組合の取り組みに対する社会的な共感性が低下している課題を真摯に認めながら、「一人ひとりが、ともに働く同僚が、家族が、地域の仲間が、ジブンゴトとして平和の実現に向けた思いを一つに、できることを行動に移すことが大切です。その思いや行動を大きなうねりとしていくのは、私たち労働組合でありたい」と、平和を守る決意を、言葉に込めました。

長時間労働になるだけ

また芳野会長は、メーデーが140年前に長時間労働・低賃金の是正を求めて始まった歴史に触れ「いま再び長時間労働是正を叫ばなければならない現実は、悪い冗談のよう」と指摘。政府が検討する裁量労働制の拡充(一部の業種での長時間労働容認政策)を「生産性向上につながる裏付けは何一つなく、長時間労働になるだけ」「精神論的手法」と厳しく切り捨てました。

さらに「労働者が努力に努力を重ねて産み出した利益は、株主に配分されたり、企業の中に蓄えられたりしている」と怒りをあらわにしましたが、高市首相も上野厚労大臣も原稿を読むだけで、この批判に答えませんでした。

春闘 44単組が妥結

2026春闘は、5月12日までに14地連本の44単組・支部から妥結の報告が寄せられました。妥結報告組合数は昨年同期を下回っており、運賃改定後の分配等に関し厳しい交渉が各地で続いています。

第二弾妥結報告の中では、秋田中央タクシー労組が歩合率の引き上げ・定年延長で妥結し、東京地連の帝都自交労組がハイヤーや内勤者で昨年を上回る昇給を勝ち取るなどの成果が特徴的です。

2026春闘 妥結第二弾

5月12日現在 本部報告分
14地連本 44単組・支部 10,490人が妥結

【北海道地連】

函館タクシー労働組合 4月17日 現行賃金制度維持▽嘱託社員への手当支給=安全手当1,200円、皆勤手当3,000円▽洗車機ブラシ交換

【岩手地本】

玉川支部 3月20日 現行賃金制度維持
釜石支部 3月31日 現行賃金制度維持

【秋田地連】

秋田港交通労働組合 3月10日 現行賃金制度維持▽夏季手当支給10,000円▽生活支援対策として、商品券5,000円分支給+そうめん支給(全自交物販品)▽ジャンパー支給▽勤務シフト改善
羽後自動車学校労働組合 3月26日 定昇10,000円~20,000円▽夏季・冬季一時金継続交渉
秋田中央タクシー労働組合 4月23日 歩合率改定=最高52%→54%(定年引上げに伴う措置)▽最賃協定別途締結※秋田県の地域最賃発効日は3月31日▽期末手当支給50,000円▽65歳までの定年延長を今年度中に実施▽除雪機導入
国際労働組合 4月24日 現行賃金制度維持▽生活支援一時金支給
あさひタクシー労働組合 4月25日 現行賃金制度維持(歩合率45%)
秋田合同タクシー労働組合 4月30日 現行賃金制度維持

【山形地本】

酒田観光支部 3月31日 現行賃金制度維持
酒田合同支部 3月31日 現行賃金制度維持
赤湯支部 5月5日 現行賃金制度維持

【宮城地本】

仙南観光支部 4月1日 現行賃金制度維持▽ワイシャツ代4,000円支給
多賀城振興支部 4月21日 現行賃金制度維持
KM仙台支部 4月24日 現行賃金制度維持▽消費税支援金5,000円(食料品の消費税ゼロが実現せず物価高騰の影響が大きいことへの支援金)▽全自交物販のそうめん支給

【千葉地連】

京成タクシー佐倉八街労働組合 3月30日 現行賃金制度維持▽春闘解決金=正社員・嘱託社員6,000円、定時制3,000円
京成タクシーイースト佐倉労働組合 4月24日 現行賃金制度維持▽春闘解決金=13,000円

【東京地連】

帝都自動車交通労働組合 4月20日 ▽ハイヤー=定昇平均5,000円(昨年+2,000円)▽技工=定昇平均3,000円(昨年+500円)、職務給10,000円増額▽職員=定昇平均3,000円(昨年+500円)、職務給30,000円増額(昨年末に実施済み)▽タクシー=現行賃金制度維持▽ハイヤー賞与=平均600,000円(昨年+25,000円)かつ60歳以上延長勤務者へのカット条項を撤廃▽技工・職員賞与=年間3.1カ月▽タクシー特別一時金=期間営収によって5,000円~80,000円。総額原資は昨年比+250万円▽交通費上限の引き上げ(タクシー・技工・職員)34,000円→40,000円▽タクシーの帰路高速会社負担の首都高速部分を改定▽ハイヤーのワゴン手当継続支給(1,000円)▽技工の定年後再雇用時の賃金条件を改善(3年経過で5%アップ)▽職員の寮使用基準の改定検討。

【新潟地連】

アイエムタクシー労働組合 3月27日 夜間勤務対象者の配分率43%→45%に改定▽決算手当支給=25,000円+α▽夏季・年末一時金=別途協議▽定年延長65歳→66歳
高田合同自動車労働組合 3月28日 現行賃金制度維持

【兵庫地連】

ポートグループ労働組合 4月16日 タクシー=現行賃金制度維持▽バス=基本給ベア10%(平均20,000円以上)▽福利厚生予算を拡充

青ナンバー

ネットTVの「アベマプライム」で、5月1日に「ライドシェア解禁ってダメ?」という討論番組が放送された▽番組の進行は「タクシー業界が利用者を〝搾取〟している」「ライドシェアを完全解禁してタクシーと競争させれば安くなる」という内容▽相変わらずペラッペラの浅い主張にあきれたものの、中道改革連合の海江田万里・前衆院議員が「タクシー乗務員さんの賃金はようやく上がってきたところ。30年、安さだけを求めきたことが問題」など理路整然と反論し、出演者にもその言葉は届いたように見えた▽そして番組放送の5日後、痛ましい磐越道バス事故が起きた。「白バス」が疑われるこの事故の後でも、番組側は同じ進行ができただろうか?いい加減に〝安全〟や〝適正な対価〟を無視した議論は終わりにしよう▽もう一つ気になったのは〝搾取〟という言葉の軽さ。実際に海外のライドシェアが、働く人や利用者から、どれだけエグイ〝搾取〟をしてきたか。浦田誠さんの書いた本「どうなる?ライドシェア」(3面に書評)を読んでその実態を知れば、とても口にはできないだろう  K・T

交運労協が緊急要請

労働時間規制を守れ

厚生労働省へ要請書を手交する交運労協の池之谷潤議長(左から2人目)
厚生労働省へ要請書を手交する交運労協の池之谷潤議長(左から2人目)

交運労協は3月17日、高市政権が進めようとしている「労働時間規制の緩和」にストップをかけるべく、厚労省と国交省に緊急要請を実施。4月には中東情勢を受けた対策を政府に求めました。

生産年齢人口の減少による深刻な労働力不足と長時間労働による低生産性を解消するために始まった「働き方改革関連法」は2024年4月より運輸産業でも施行されました。改善基準告示では、脳・心疾患による労災件数が最多となっている自動車運転業務の長時間労働を防ぎ、健康確保に努めることで国民の安全確保することを目的として、運転者に労働時間上限と休息時間の基準を定めています。

高市首相は2月20日の施政方針演説の中で、労働者の健康が阻害される恐れのある「裁量労働制」の見直しに触れました。弱い立場の労働者を長時間労働に追い込み「働き方改革」に逆行するもので看過できないとして、交運労協は労働時間規制の緩和に対し、緊急要請を行いました。

  1. 現行の労働時間の上限規制を遵守することはもとより、さらなる長時間労働の是正に向け、一層の取り組みを強化すること。
  2. 労働時間規制の緩和に頼ることなく、人手不足対策を強化すること。
  3. 「過労死ゼロ」の目標達成に向けて、取り組みを強化すること。

中東混沌 エネルギー危機 政府の回答は?

国土交通省へ要請書を手交する池之谷議長(左端)と水嶋事務次官(同2人目)
国土交通省へ要請書を手交する池之谷議長(左端)と水嶋事務次官(同2人目)

交運労協は4月13日、2026年政策・制度要求を12省庁に提出し、特に燃料のひっ迫と高騰対策を求めました。

国交省への要求で、交運労協の池之谷潤議長は「特に長期化が懸念される中東情勢について、現地に留まる船員の安全確保と早期帰還を願うとともに国内における燃料需給のひっ迫に対する大胆な打開策を強く要請する」と述べました。国交省の水嶋智事務次官は「備蓄原油の放出で、当面の燃料供給に問題はないが、元売り各社からの流通ルートが複雑で、供給が行き届いていない所があると報告を受けている。この状況打開に向けて動き始めている」と回答。

また総務省では、蒔田純司事務局長が「LPガスも高騰が著しく、タクシー事業の経営を圧迫している」と現状を伝え、原邦彰事務次官は「燃料流通の目詰まりに起因していると認識しており、政府全体で対処してまいりたい」と対応を約束しました。

10km到達時の各地域運賃  (右より高い順)
岡山地区 4,300円 群馬地区(旧群馬県B) 5,400円
和歌山地区 4,250円 岐阜地区(飛騨地区) 5,150円
釧路地区 4,200円 秋田地区 5,000円
福島地区 4,200円 多摩地区 4,800円
岩手地区(旧B地区) 4,100円 京浜地区 4,800円
岩手地区(旧A地区) 4,100円 埼玉南部地区 4,800円
京都市域地区 4,100円 新潟地区(旧新潟県B) 4,700円
函館A地区 4,000円 兵庫地区 4,700円
新潟地区(旧新潟県A) 4,000円 滋賀地区 4,700円
山口地区 4,000円 岐阜地区(旧岐阜地区) 4,660円
室蘭地区 3,900円 尾張・三河地区 4,650円
札幌・小樽地区 3,900円 相模・鎌倉地区 4,600円
仙台地区 3,900円 千葉地区 4,600円
香川地区 3,900円 三重地区 4,600円
旭川地区 3,850円 神戸市域地区 4,600円
東京島しょ地区 3,830円 石川地区 4,600円
帯広地区 3,800円 名古屋地区 4,500円
静岡地区 3,800円 大阪地区 4,500円
広島地区 3,800円 山形地区 4,400円
宮崎ブロック 3,800円 東京特別区・武三地区 4,400円
鹿児島ブロック 3,770円 埼玉・北部地区 4,400円
広島市域地区 3,700円 青森地区 4,300円
愛媛地区 3,500円 群馬地区(旧群馬県A) 4,300円
伊豆地区 4,300円
全国タクシー運賃改定状況

ライドシェア問題の必読書

第一人者浦田氏が執筆

「どうなる?ライドシェア 交通と労働の未来」
浦田 誠 著

5月8日、岩波ブックレットより刊行
定価:680円+税
試し読み、注文はこちらから
※岩波書店HPへ

ライドシェアの問題を今から学ぶ人にも、さらに理解を深めたい人にも〝必読〟の一冊、「どうなる?ライドシェア 交通の労働と未来」が、このほど岩波書店から刊行されました。

著者はライドシェアと労働に関する問題の第一人者である浦田誠氏。浦田氏は国際運輸労連(ITF)の政策部長として活躍し、現在は労働ジャーナリストとして執筆活動を展開。全自交の様々な行事や、「交通の安全と労働を考える市民会議」の集会等でも、たびたび講演を頂いてきました。

ギュッと詰まった80ページ

本書から、次の一文を引用します。「料理や日用品もアプリを介して届けられる生活が広まった。しかし、その便利さの陰には、最低賃金すら稼げず、アルゴリズムによっていつ解雇されるか分からない大勢のギグ労働者がいる。本著を通じて、日本で私たちの生活に求められているもの・そうでないものを読者が精査して頂ければ幸いである」。これこそが本書を通底するテーマです。

世界と日本でライドシェアがどう始まり、どのように拡大し、働く人の待遇や利用者の安全をどれほど悪化させてきたのか。また、ライドシェア運営の巨大プラットフォーム企業に対し、労働者や市民、行政や司法がどんな闘いを繰り広げてきたのか。さらに自動運転化を含め今後どうなっていくのか――。そうした課題が、詳細な具体例とともに約80ページの読みやすいボリュームにまとめられています。

日本のハイタク労働者が賃金と雇用を守り続けていくためにも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

全国の自教労組が交流

討論のまとめを報告する愛知県自動車学校労組江南分会の大橋正和委員長
討論のまとめを報告する愛知県自動車学校労組江南分会の大橋正和委員長

全自交労連に加盟する自動車教習所労組の仲間7名が、4月27日、連合・自動車教習所連絡会の主催した第7回全国交流会に参加しました。

交流会には10の産別労組から現場で働く人を中心に、約50名の自教労組関係者が参加。グループディスカッションで①国(警察庁・厚生労働省)に対し、どのような要請を行うか②春闘の状況や賃金・労働条件③若年層や女性にも魅力ある取り組みなど、について討論を深めました。

近年、自教職場でも人手不足は大きな課題となっており、討論の中では「年間休日をどうやって増やすか」「新人がすぐにやめてしまった。長時間労働ありき、残業ありきの体質では人が定着しない」といった議論が行われました。また「近隣住民から『音がうるさい』と生卵を投げられた」、「外国人の生徒が増え、それぞれ言葉も違うので、毎回自動翻訳機を使って教習している」、「怒らずに優しく、安全運転に必要な技術を伝える工夫」など現場の苦労を物語る発言もありました。

全自交からは秋田地連・太平自動車学校職員労働組合の藤原勇委員長ら2名、新潟地連・新井自動車学校労組の岡田章委員長ら2名、愛知地連・愛知県自動車学校労働組合江南分会の大橋正和委員長ら3名と、本部の津田光太郎書記次長が参加し、職場や産業の課題を話し合いました。

核戦争に勝者はいない

核兵器廃絶524万署名を国連へ

ニューヨークの国連本部で開催中の核不拡散条約再検討会議
(原水禁ホームページより)
ノーベル平和賞を受賞した「日本被団協」の被爆者の方々は4月17日、日本政府に対し、非核三原則の厳守を求めました(国会前)

「核兵器は人間と共存できない。悪魔の兵器だ」。広島に投下された原爆で父を亡くし、母親の胎内で被爆した浜住治郎さん(日本被爆者団体協議会事務局長)は、国連で訴えました。

いま、ニューヨークの国連本部では、5年に一度の核不拡散条約再検討会議が開催されています。この条約は冷戦下の1970年「核兵器は全人類に惨害をもたらす」という危機感の下、核兵器削減や不拡散を決めた国際条約で、各国が「核戦争に勝者なし」という認識を共有し、一時は核軍縮が進んできました。

しかし、今や再検討会議の場では大国間の避難の応酬が続き、核兵器の増強や拡散が進んでしまっています。

そんな状況の中、全自交が加盟する、連合や原水爆禁止日本国民会議(原水禁)は、ニューヨークへ代表団を派遣。全自交の組合員の皆様にもご協力いただいた核兵器廃絶を求める署名約524万筆を国連に提出し、被爆者の方々とともに世界の人々に被爆の実相を伝え、核兵器廃絶の必要性を強く訴えました。

二度と、被爆者の方々の悲劇を繰り返さず、私たちの命と生活を未来につなぐため、核兵器廃絶への声を上げ続けましょう。

憲法大集会に5万人

若い世代に広がる

多くの参加者が芝生でくつろぎながら「NO WAR」、「主権者は、私たち」と声を上げました

「時は来た」。高市早苗首相は、そう言って改憲を進めようとしています。しかし、「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」の原則を定めた日本国憲法を、自民党が中心になって変えた時、はたして〝自由で平和な日本〟の未来はどうなるのでしょうか。アメリカやロシア、戦前の日本のように外国で戦争を繰り返す国、中国のように政府が強大な権力で国民を管理する国になって、喜ぶのは一部の限られた権力者だけです。そしてその被害を最も受けるのは若い世代に他なりません。

5月3日の憲法記念日、東京の有明で開かれた憲法大集会には、昨年、一昨年を大きく上回る5万人が参加。特に若者の姿が増えたことが印象的で、若い世代に改憲反対の声が広がっています。

会場ではミニライブやパンクロックの演奏など〝フェス〟のような催しと共に、核兵器廃絶や女性の人権、国家による国民の監視などのテーマでスピーチが行われました。

組織拡大 各地で実施 石川ハイタク連合会

能登の七尾駅で、話を聞く
北陸新幹線の小松駅

全自交石川ハイタク連合会は、4月20日の月曜日に執行部5名で、全自交労連の組織拡大行動の一環として石川県全域を回りました。

能登地区の和倉温泉駅からスタートし、七尾駅・羽咋駅、金沢地区は金沢駅東口・西口の両タクシー乗り場、南加賀地区は小松空港・加賀温泉駅・粟津駅・小松駅を順次回り、全自交労連のチラシを配布しながら、職場での賃金・労働条件に対する理不尽な話や悩み事等の現場の声を聞き、労働組合の必要性を訴え、労働組合の結成や全自交への加盟を勧めました。

能登地区では月曜日という事もあり駅周辺の人影もまばらで、待機車両が多くみられました。能登地震以降、地元客や観光客が減り、県外からの業者の需要が経済を支えてきましたが、「復旧にも一区切りがつき県外業者が減る中で再度厳しい状況になっている」との声を聞かされました。

また南加賀地区では新幹線の延伸以降、好調が続いており、賃金面よりも雇用・待遇面やライドシェアの今後など将来への不安を耳にしました。

石川ハイタク連合会では「今回の組織拡大行動を通して改めて地域間格差を再認識し、ハイタク産業が公共交通として維持継続するためにも、ハイタク労働者の賃上げや処遇改善は不可欠だと感じた」と述べ、「ライドシェア完全解禁阻止を筆頭に、我々ハイタク労働者を取り巻く諸問題を行政に訴えていくためにも組織拡大行動を継続していかなければならないと痛感した」との所感を寄せました。

関西地方連合会

櫻井邦広委員長ら7名で9カ所の乗り場を回りました

全自交関西地方連合会は3月16日、神戸や阪神間の駅のタクシー乗り場9カ所で、組織拡大行動を実施しました。

ビラには労働相談を呼びかける文面とともに、神戸相互タクシーの不当労働行為の実態と、労組の闘いを紹介する内容を記載し、ティッシュとともに配布しました。

燃料問題緊急要請 東北地連さらに拡大

東北の各地連・地本は、燃料高騰への対策とタクシー産業への支援を求め、各自治体に要請行動を行っています。前号で3つの県と4つの市への要請を報じましたが、その後も岩手地本を中心に8つの市に要請し、自治体独自の支援を訴えました。

八戸市への要請。左端は全自交組織内の山名文世市議、同3人目が青森地連の後藤勝委員長
北上市への要請。右から2 人目が岩手地本の今野徹委員長、同3人目が楳森泰彦副委員長
久慈市への要請
大船渡市への要請
一関市への要請

要請先一覧<第二弾>

【青森地連】 4月28日=八戸市
【岩手地本】 4月14日=一関市
4月14日=二戸市(※2回目)
4月15日=大船渡市 4月24日=釜石市 4月28日=北上市 5月 7日=久慈市
※3月の要請先は前号記載

全国各地でメーデー

尼崎メーデー
埼玉メーデー
神戸メーデー
大阪メーデー
三多摩メーデー
小田原・足柄メーデー
盛岡メーデー

神戸相互タク事件 県労委で審問すすむ

第2回審問後に行われた報告集会

兵庫県労働委員会で、神戸相互タクシー事件の審問が行われています。第1回は3月16日、第2回は4月22日に開催され、両日とも傍聴席は全て支援者で埋まりました。最終陳述は6月23日に行われ、10月には労働委員会の命令の内容が決まる見通しです。

2回の審問では、組合側(申し立て人)と、会社側(被申し立て人)の双方が尋問を受けました。労働委員会の公益委員は、第二組合である「神戸相互タクシー従業員労組」の結成の経過についての質問や、営業所の「所長」が第二組合の委員長に就任したことに関する質問、安尾崇伯副委員長への懲戒解雇処分に至る経過の質問などを行い、労使双方の回答を聞きました。

第2回尋問後の報告集会では、在間秀和弁護士が「公益委員は資料をかなり読み込んでいる。今回の尋問で、会社の不当労行為の全体状況が明らかになった」との見解を示しました。安尾副委員長が駆けつけてくれた支援者に、傍聴のお礼を述べ、民事訴訟も含めた闘いについて引き続きの支援を願いました。


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