年末の繁忙期を控え、全国で運賃改定の実施が相次いでいます。今年の4月から11月上旬までに、全国の16ブロックで新運賃が確定。多くの地域で10%前後の改定率が実現しました。さらに手続き中の地域も36ブロックに上り、概ね全国の過半数の地域で運賃改定が進んでいます。
前回の改定から2年程度の短い間隔で全国的な運賃改定が行われることは、約30年ぶりの出来事ですが、毎年・毎月、急激に物価が上昇する現状を踏まえれば、運賃改定は必要不可欠であり、労働側も国や事業者に迅速かつ定期的な運賃改定を求めてきました。そのことが全国的な運賃改定を後押ししています。
我々は、この運賃改定による増収分をきっちりと適正に賃金に配分させることで、ハイタク産業で働く者の年収を全産業平均以上に高め、物価高から自分と家族の生活を守り抜かねばなりません。
2026春闘では、この運賃改定を追い風に賃上げを求める闘い、理不尽かつ根拠のない労働分配率の改悪を許さない闘いが重要となります。
| 運賃ブロック | 実施日(予定日) | 改定率と新運賃(普通車の上限) |
|---|---|---|
| 札幌・小樽地区 | 12月17日 | 改定率10.04% 初乗り1.05km600円 加算272m100円 |
| 福島地区 | 4月16日 | 改定率10.77% 初乗り1km700円 加算260m100円 |
| 岩手A地区 | 8月6日 | 改定率13.9% 初乗り1km700円 加算266m100円 |
| 岩手B地区 | 10月8日 | 改定率12.27% 初乗り1km700円 加算271m100円 |
| 名古屋地区 | 10月14日 | 改定率10.54% 初乗り0.91km500円 加算232m100円 |
| 伊豆地区 | 11月25日 | 改定率7.98% 初乗り1.15km700円 加算248m100円 |
| 静岡地区 | 11月25日 | 改定率10.2% 初乗り1.17km700円 加算285m100円 |
| 尾張・三河地区 | 12月1日 | 改定率10.06% 初乗り1.05km650円 加算228m100円 |
| 京都市域 | 8月6日 | 改定率8.72% 初乗り0.9km500円 加算255m100円 |
| 滋賀地区 | 9月12日 | 改定率8.31% 初乗り0.9km500円 加算218m100円 |
| 大阪地区 | 11月5日 | 改定率10.88% 初乗り1.2km600円 加算231m100円 |
| 神戸市域地区 | 11月27日 | 改定率10% 初乗り1.3km700円 加算225m100円 |
| 岡山地区 | 11月27日 | 改定率13.27% 初乗り1.10km700円 加算250m100円 |
| 広島市域地区 | 12月5日 | 改定率10.27% 初乗り1.45km800円 加算300m100円 |
| 広島地区 | 11月27日 | 改定率12.90% 初乗り1.42km800円 加算288m100円 |
| 北九州地区 | 7月22日 | 改定率11.15% 初乗り1.6km860円 加算253m100円 |
【運賃改定 手続き中の地域】
▽北海道=函館A地区、帯広地区、室蘭地区、釧路地区、北見地区、旭川地区、千歳・空知・後志地区
▽東北=秋田地区、青森地区、山形地区、仙台地区
▽関東=栃木地区、群馬地区、茨城地区、埼玉南部地区、埼玉北部地区、東京島しょ地区、特別区・武三地区、多摩地区、千葉地区、京浜地区、相模・鎌倉地区
▽中部=岐阜地区、三重地区
▽北信越=新潟地区、富山地区、石川地区
▽近畿=兵庫地区、和歌山地区
▽中国=山口地区 ▽四国=香川地区、愛媛地区
▽九州=宮崎ブロック、鹿児島ブロック、大分ブロック、長崎本土ブロック

