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○四国平和フォーラムと四タク労連
米軍機低空飛行訓練に対し抗議集会

米軍機墜落21周年・超低空飛行訓練中止を求める四国集会が10月3日、高知県早明浦ダム公園で開催され、四国四県から約400名が飛行訓練の中止を求めました。

この墜落事故は1994年10月14日午後、低空飛行訓練中の米軍空母インデペンデンス艦搭載機A6Eイントルーダーが早明浦ダムに墜落し、乗員2名が死亡しました。

墜落地点から500メートルの場所には保育園、さらに500メートル離れた場所には役場、対岸には小・中学校があり、時速1000キロを超す速度で飛んでいる米軍機にとって、この距離は瞬時であり、大惨事になる可能性がありました。

私たち全自交四タク労連加盟の四国ブロック平和フォーラムは、これまで低空飛行訓練中止を求める抗議集会を継続してきましたが、訓練が中止されることもなく、2013年3月からは、オスプレイの低空飛行訓練も開始され、現在、全国で低空飛行訓練が繰り返されています。

米軍によるこうした低空飛行訓練の実態は、殆どと言っていいほど国民には知らされず、政府も機密事項としてひた隠しにしています。訓練ルート上でひとたび事故が起これば犠牲になるのは住民です。

現在明らかになっている米軍の低空飛行訓練コースは全国に7ルートあります。米軍はオレンジルート(和歌山→高知→愛媛)、ブラウン(中国山地)、ブルー(岐阜→新潟)、ピンク(山形→青森)、グリーン(福島→青森)、イエロー(九州山地)、パープル(鹿児島→沖縄)と名付け、ほぼ日本の空を覆いつくすようにわがもの顔に訓練を繰り返しています。

集会の最後には、「沖縄の辺野古への新基地建設撤回、オスプレイの日本国内からの撤去、誰も戦地に送ることなく、人を殺すことなく、殺される事のない日本を守り抜くために、平和を愛し民主主義を尊ぶ全国の人びととともに、闘い続けること」を参加者一同で確認するアピールを採択しました。



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