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2015自教労組全国交流会
労使関係の健全化を図り、月次 12000円・一時金100万円を決定 春闘スタートへ


2015年01月25日 自教労組全国交流会を静岡県伊東市で行いました。

全自交自教部会は1月25日、伊東市のホテル聚楽で2015自教労組全国交流会を開き、秋田地連の太平自動車学校労組と、愛知地連の愛知自動車学校労組の2単組・5職場の仲間と本部役員の総勢11名が参加しました。交流会は、森茂自教部会長の挨拶で始まり、昨年12月に全国の8職場で実施したアンケートの集約結果を基に、各職場の現状を報告し合いながら、活発に意見交換を行い、課題の解決に向け討論しました。

アンケート結果の特徴は、11月度賃金で対前年比で増加している地連はありませんでしたが、昨年末の一時金では秋田地連で対前年比7%増となり健闘しました。

また、秋田の太平自動車学校で年間の入所者が前年より増加し、愛知の東山分会で卒業者が増加しました。広島以外で学科教習と技能講習の料金が値上げされたことも特徴です。

意見交換では
①労使関係の正常化と労働条件に関する交渉のやり方
②入校生を増やす営業活動の強化
③老朽化に伴う設備投資
などが課題として出されました。

その後、不当労働行為と闘う愛自学労の城北分会の取り組みについて特別報告を受け、労使関係の正常化に向けて全体でエールを送りました。自教職場では以前から長時間労働が蔓延しており、割増賃金に関する質問も出されるとともに、60歳定年後に大幅に賃金を引き下げる属託雇用の実態なども暴露されました。

その後、自教職場の2015春闘方針について論議し、賃上げ要求は実質賃金の低下分を重要視し、月額1万2千円の統一要求を決定しました。実際、11月度賃金のアンケートでは全国平均が約27万円であり、同月の実質賃金は対前年比で4・3%(1万2132円)低下しています。また、一時金要求は加盟組合の年間一時金の最高値を考慮し、年間100万円を要求とすることを決めました。また、「貨物自動車に係る運転免許制度」のあり方について意見交換しました。参加者は職場の活動を活発化させ、組織拡大に全力を挙げることを確認し、ガンバロウを三唱して終了しました。

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